サミット、経済首脳宣言を採択=原油、食料の高騰に強い懸念を表明

北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)は2日目の8日、世界経済に関する首脳宣言を採択し、原油や食料の高騰が世界経済の成長を脅かしているとの懸念を表明するとともに、原油生産能力の増強を訴えた。≪写真は、フィリピンのマニラで物価の高騰に抗議する市民≫

 宣言は、世界経済は現在、不確実性に直面し、下降リスクが根強く漂っているとし、「我々は物価の上昇、とりわけ原油と食料の高騰に強い懸念を表明する。物価の高騰は世界の安定成長への重大な挑戦であり、弱者に深刻な影響を及ぼし、世界的インフレへの圧力となる」と述べている。

 その上で、「我々は、個別かつ集合的に経済の安定と成長のために継続して適切な行動を取ることを決意した」と述べているが、具体的な方策には言及していない。宣言はまた、高騰する原油価格を抑えるため、原油の増産と精製能力の増強を呼び掛けている。〔AFP=時事〕





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2008-07-09 経済
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