ニューヨーク市当局は12日、約3万6千人のタクシー運転手が過去2年余の間、市内で、より高い郊外用料金を不正に適用し、計830万ドル(約7億5千万円)を過剰に請求していたと発表した。ブルームバーグ市長は、悪質なケースについて刑事告訴する考えを示した。米メディアが報じた。
ニューヨーク・タイムズ紙などによると、同市のタクシー営業の許認可を担当する「ニューヨーク市タクシー・リムジーン委員会」は、悪質な過請求事件をきっかけに、過去2年2カ月間を対象に、衛星利用測位システム(GPS)などのデータを使い調査。運転手約4万8千人のうち、約3万6千人が少なくとも1回、市内なのにメーターを郊外用に不正にセットしていた。過請求は1回平均で4・45ドルだった。
調査対象の乗車3億6千万回のうち、過請求は180万回と比率は小さかったが、同委は深刻な事態と受け止め、メーター製造会社に、より高い郊外料金が適用された時は乗客にアラームで告知するシステムの開発を命じた。(共同)
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